こんにちは。カウンセリングサービスの中谷恵美です。

中野克美カウンセラーと不定期で開催しているゆるトーク。

今回のゆるトークは


前回に引き続き、


最近、忙しすぎて、無理が続いていた」という話題から、


頑張りすぎモードの止め方」について、語り合いました。

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E: 中谷恵美K:中野克美


E: 私は、けっこう疲れが溜まってるなぁって思ってても、仕事したり、家事したりで、休めないんだよね。


多少、苦しくても、我慢してやるほうを選んじゃう。


20代のときも、それで燃え尽きて、うつ状態になったことがあって。


だから、自分の限界に気づいて、人に話したりできるってすごいと思う!


K:それって、自分が頑張っていることに気づけないほどの状況だったんじゃないかな?

周りからみたら、すごい一生懸命やってるのに、

本人は「まだまだです」って思っちゃうこともあるよね。


E: たしかに。

「もう十分やってる」って、自分で思えたら、そこで線をひけるもんね。

私が無理をしすぎるときは、だいたい「余裕がないのは、私の要領が悪いせいだ」って、自分責めにハマってるんだよね。

仕事で余裕がなかったら、周りの人に「ちょっと手伝ってくれませんか」「もう少しやること減らせますか」って調整する方法もある。

でも、そういうと「お前が能力ないせいだろ」「他の人は、これくらいやってるし。」って責められそうな気がしちゃう。


K: うんうん。

自分で自分を責めてると、周りからも責められるように感じちゃうよね。

でも、周りは全員が全員、自分を責めるような人たちかっていうと、そういうわけじゃなくて。

優しくしたいと思ってくれる人もいるかもしれない。


E: そうなんだよ〜。

追い詰められてたとき、私に優しくしようとしてくれる存在に気づけなかったの。

会社に対して、私の味方でいてくれるなんて思えなかった。

「無理です。相談させてください。助けてください」って態度じゃなくて、

「あんたたちがたくさん仕事を回すせいで、私はこんなに大変なのよ!」って責めてた。

無理して自分を痛めつけることで、上司や同僚に対して、怒りを表現してた気がする。


K: 引きこもっちゃった感じだね。


E: そうなの。

たぶん、上司が心配してくれても、「誰のせいだと思ってるのよ!どうせ私がやらなきゃいけないんでしょ!(怒)」って、素直に聞けなかったと思う^^;

当時は、体を壊すほどの状態までやらないと、自分を止められなかったのね。

でも、そこで、ようやく、産業カウンセラーさんと話す機会があって、

「それは誰がやっても、抱えきれない仕事量じゃないですか」
って言ってもらえて、その言葉は自分に入ってきやすかったんだよね。


K: 余裕がない時って、自分で自分の状態って分からないから、

客観的にみて頑張ってることを伝えてもらうと、受け取りやすいよね。


E: そうそう。

そのとき、「今日なにをしましたか?」って聞かれて、

私、「何にもしてません」って答えたの。

でも、「本当にそうですか?」って聞かれて。

実は、朝起きて、着替えたり、会社に出社したり、やってることもあるんだよね。

それを、私は「何にもできてない」って認識してた。

自分の見方が「できてない」「足りてない」に偏ってるんだって気づいた。


K: 「ない」前提で見ると、できてることがあっても、見落としちゃう。

できてることも「当たり前」になっちゃう。

余裕がないときほど、一歩引いて、自分の状態を見るのって大切だね。

もし、自分では難しかったら、えみちゃんが産業カウンセラーさんに聞いたように、

誰かに自分の状態を認めてもらうことも必要かもしれないね。



ーーーー

今回は、
私が「無理です。助けてください。」と言えずに、自分に鞭を打つことで、周りに当てつけるような態度をとっていたお話しでした。


つい自分では「このくらい」って抱え込んでしまっていましたが、
「その状況は、誰であっても大変だと思いますよ」って言ってもらったことで、ハッとしたんです。

私、自分のことしかみれてなかったなぁって。

頑張りすぎているとき、つい視野が狭くなってしまいます。


最近は、抱え込みすぎている時、

「自分と同じような状況、同じような思いを
 他の人にもさせたいだろうか?」

そんな視点で確認するようにしています。

そうすると、
自分を含めてみんなにとって、何がベスト?って視点がもてるので、
自分を痛めつけるという視点から、抜け出しやすくなるように思います。

では、また!



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